私たちは「持続可能な社会」を実現するために、
SDGs(持続可能な開発目標)を重視しながら
課題に取り組み、社会的責任を果たしてまいります。
この度、当社がリーガロイヤルホテル(大阪)で実施したトイレのバリアフリー化への取り組みが評価され、一般社団法人日本ホテル協会が実施する「令和6年度 会員ホテルの社会的貢献に対する会長表彰」の優秀賞受賞の栄誉に浴しました。
この度、当社が取り組んだプロジェクトがダイバーシティ推進の一助として認められ、受賞の栄誉に浴しました。
私たちは、「環境(Environment)」
「安全(Safety)」「人材(Talent)」
「企業統治 / コンプライアンス(Governance / Compliance)」「地域社会(Community)」の
5つを重要課題と捉え、事業活動を通じて課題解決に取り組んでいます。
プラスチックの資源循環の取り組み(3R+R)を推進しています。歯ブラシとヘアブラシに再生プラスチックを使用した製品を用い、ご使用後の製品を回収し新しい製品として水平リサイクルしています。カミソリとテイクアウト用のスプーン・フォーク類の一部にバイオマスプラスチック製品を採用しています。
ご宿泊のお客様で2連泊をされる方に、清掃不要、リネン・アメニティ交換不要のプランをご用意することで、プラスチックや洗剤の使用量を削減し、地球環境への負荷を軽減しております。
調理段階の食材管理及び、製造数の管理の徹底により食材ロスを削減しております。ご宴席においては、ご利用いただくお客様へ「3010運動」をご案内させていただいております。
使用するストローをフレックスタイプ等の代替が困難なものを除き、生分解成分のストローに切り替えました。また、食品お持ち帰り用のビニール袋においても、一部に植物由来成分のものを使用し、身近な所から地球環境への負荷を軽減しております。
客室や従業員スペースにて、節水トイレの設置を推進し、水の使用量の削減を図っております。また、LED照明への切替えを推進し、消費電力の削減に努めております。
会議や稟議に関する書類を電子化し、紙の使用量削減に取り組んでおります。また、部署別に紙の使用量を見える化し、従業員一人ひとりが環境に対する意識を持ちながら日々の業務に取り組んでおります。
リーガロイヤルホテル(大阪)・リーガロイヤルホテル東京・リーガロイヤルホテル広島・リーガロイヤルホテル小倉・リーガロイヤルホテル京都では、公益財団法人日本環境協会が認定するエコマーク商品類型No.503「ホテル・旅館Version2.0」を取得しました。今後も自然環境保護への配慮をもって事業活動を行います。
パートナー企業2社との協同により、リーガロイヤルホテル(大阪)の食品廃棄物から作るたい肥を利用して栽培したお米を従業員食堂にて提供開始しました。「食品関連事業者」「再生利用事業者」「農業生産者」が食の循環システムを構築することで、 食べ物の無駄をなくし、化学肥料や農薬を削減した環境保全型農業に取り組みます。
また、リーガロイヤルホテル(大阪)のグルメブティック メリッサで発生するロスパンの一部を、本物のパンを使用してランプを製造する企業に提供、廃棄物を再利用し新しい価値を生み出す取り組みを協同で開発・推進しています。
2007年12月に食品安全衛生委員会を発足し、グループホテル全体の食の安全安心の向上を推進し、担当部門(総務部・管理部)による衛生対策、メニュー表示の管理、並びに社員講習会による指導(食中毒防止・適切な表示の徹底等)を行い、知識の修得と実効性を高める取り組みを推進しております。
リーガロイヤルホテルグループでは、防火・防災に対する各種対策のマニュアルを整備し、災害発生に備えるとともに、従業員を対象とした防災訓練を定期的に実施しております。
専門知識を有する「ITシステム部」が、当社グループのシステムネットワークを常時監視しており、外部からの不正アクセスやサイバー攻撃を検知する体制を整備しております。また、情報機器取扱いに関する社内規程を整備しており、研修や監査を通じて従業員への教育に取り組んでおります。
健康増進法の改正を踏まえ、2020年4月より、グループホテルのレストラン、バー等を全席禁煙化しました。 また、従業員の禁煙対策にも会社と健康保険組合とが協働し、禁煙に取り組む従業員へのサポート実施のほか、 2022年10月より勤務時間内の喫煙を禁止するなど喫煙率減少への取り組みを実施しております。
誰もが使いやすい公共スペースづくりを進めています。その取り組みの1つとして、リーガロイヤルホテル(大阪)では、病気治療中の方やご高齢のお客様、男性用トイレをご利用になる性的マイノリティ(LGBTQ+)の方などが衛生用品の処分に困ることの無いよう、男性用トイレ個室に「サニタリーボックス」を設置しました。
従業員が自分らしく快適に働くための支援として、事務部門にオフィスカジュアルを導入、またサービス部門の身だしなみ基準を改定しました。気候変動に対応すると共に、多様性への理解を深め、互いを尊重しあえるフラットな企業風土づくりとダイバーシティを推進してまいります。さらに「ホテリエとしてふさわしい身だしなみ」をスタッフ自身が考え、整えることにより、ホテリエとしての自信や自発的行動力、責任感を育み、より良いおもてなしの実現へと繋げてまいります。
リーガロイヤルホテル(大阪)・リーガロイヤルホテル東京・リーガロイヤルホテル広島・リーガロイヤルホテル小倉・株式会社東京ロイヤルホテル・株式会社リーガプレイス肥後橋・ロイヤルホスピタリティサービス株式会社は、従業員が健康であり続けるための取り組みとして発信した「RIHGA ROYAL健康経営宣言」が評価され、2021年から3年連続で経済産業省及び日本健康会議が認定する「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を受けました。「健康経営」を会社の成長戦略の一つの施策と位置づけ、今後もより良い職場環境を整えてまいります。
障害者雇用促進法が定める法定雇用率を大きく上回る水準で、積極的に障がい者の雇用を推進しております。
「産前・産後休暇」や「時短勤務制度」の活用、「育児休職者懇親会」による復職支援等、女性の働く環境へのサポートを整備し、大阪市が認証する「女性活躍リーディングカンパニー」で星3つを獲得、イクメン推進企業としても認証をいただいております。また、当社は管理職に占める女性の割合を、2025年:20%、2030年:30%と向上させることを目標としております。
セクハラ・パワハラ・マタハラ・パタハラ・メンタルヘルスに対する相談窓口を設けるとともに、ハラスメントの防止のための従業員教育を徹底しております。
調理師やソムリエ、サービス員の海外研修制度や階層別研修の実施によるスキル向上に向けた取り組みを行っております。また、プロフェッショナルとしてのスキル向上につながる各種職種別研修の他、従業員の社会的成長を促す階層別研修を実施しております。
取締役会が定める「ロイヤルホテル内部統制基本方針」に基づき、当社グループ全体の業務の適正(法令遵守やリスク管理等)を確保する体制を整備しております。
当社グループでは、18項目の「コンプライアンス行動規範」を定め、業務遂行にあたっての従業員の指針とするとともに、年1回の全社研修や毎月の各部門研修等を通じて、継続的にコンプライアンス意識の徹底を図っております。また、外部弁護士窓口も有する「内部通報制度」を整備しております。
毎年、大阪国際会議場の1Fプラザと中之島バンクスにて開催される「中之島なつまつり」。盆踊りや音楽アトラクションが実施され、周辺飲食店のグルメ屋台が並ぶ中、当社は中之島なつまつり実行委員会の一員として、中之島エリアの活性化に努めております。
中之島にお越しいただく皆様へのおもてなしと美化への取り組みとして、中之島ウエスト・エリアプロモーション連絡会が主催するクリーンアップ活動へ毎年参加しております。